教室の概要
月に2回、カルチャーセンター内の小説教室に通っています。
先生がとても著名な方で、生徒から数名芥川賞が出ています。
なのでたくさんのクラスをもたれているのにも拘らず、キャンセル待ちの人が絶えません。私は一年待った。
教室では、書き方そのものを習うのではなく、各自書いてきた作品を提出して、それをみんなで読んできて、順番に講評し、最後に先生の講評でしめ、という流れです。実践的。
作品を提出してきた
私は一年ほど通っていますが、作品を出すのは書き直し再提出を含み、5回目です。
結構みんな厳しいこというけど(私もね)今回は多くの人から「難解だ」と言われてびっくりしました。「今までのは易しかったのに」と。
というのも、今回提出したものは、前々回出したものの書き直し再提出で、話の大筋は変わっていないから。そしてその元のやつのとき、結構好評をいただいていたからです。
講評、というのは、意見の取捨選択が大切です。全部参考にしようとしたら、にっちもさっちもいかなくなります。
一番多かった意見「難解」というのをなんとかしないといけないとは思うのだけど、私としては難しく書いている意識はなく……。
多分、今回は話し言葉だけで小説を書いたので、そのせいで分かりづらくなっているのだろうけど、地の文を入れるべきか否か……色々と考えます。
先生は「難解」という部分には触れず、話のラストの展開について言及してくださり、ラストは色々と迷っていたので、綺麗に終わるヒントを得て、なるほど!とスッキリする思いでした。
先生は割と容赦のない方なので、「この小説はもう捨ててください」とかはっきりおっしゃるから、まあ私のはまだ書き直しの余地があるのでしょう。
以前、別の作品を出した時に言われたことをよく覚えています。
「性根を入れて書いて。書けるんだから」
とても嬉しかった。
評価されるために書いているわけじゃないけれど、多くの人に届くものを書くために、これからもいろいろなことを学んでいきたいです。
性根入れて書きます。