最近、実家の近くに新築の戸建てがたくさん建った。
いや最近、じゃないや。5、6年前から今にかけて、じわじわと増え続けている。
私の実家は私達が住み始めたころ(20年くらい前)田舎オブ田舎で、水道もガスも通っていなかった。
(未だに実家は井戸水を汲み上げて、下水は浄化槽、ガスは使わずオール電化である)
(オール電化って電気が止まったら全てが遮断されちゃうので、一昨年の台風の時は大変だった)
実家含めて昔から住んでいる家たちの向かいが原っぱから住宅地に変わった。そちらには水道もガスも通っているらしかった。
つまり実家と道一本挟んで向かい合った家たちは水道も下水もガスも通っているそうだ。
私の地元は閑静なベッドタウンである。何があるかと聞かれるとマジでイトーヨーカドーしか思いつかない。千葉県民にすら市の名前言って通じないこともあるくらいマイナーな場所だ。
ベッドタウンなんだから、ポンポン住宅が建って、新興住宅街が増えていくのは不思議なことではないと思うんだけど、野うさぎが住み着くレベルの田舎であった実家周辺もそうなってきているのは感慨深い。
実家の周りは田舎ゆえに車ないと詰むから(交通機関的な意味で)新しく建ったどこの家も大きめな駐車場がついている。
もちろん、野うさぎも、たぬきも、跡形もなく消えていった。世の無常を感じますね。(適当な〆)