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ネットフリックスで、ちまちま見ています。

第一話を見たあと、なんだろうこのヒリヒリ感は?と思ったのです。ほのぼのしてるし、平和なんだけど、何かヒリヒリする。

第三話でわかった。「マイノリティへの悪意ない差別」の書き方がむちゃくちゃうまいんだ。

ゲイの主人公に、両親は「あなたがゲイでも犯罪者でも受け入れる」とか「どんな女なら大丈夫なんだ?」とか。

友人がわざわざゲイを連れてきて「ゲイ同士で友達になれると思ったから」と言ったり。

まったく悪意ないんですよ。むしろ善意。私は弟が障害持っていて、このような体験が小さい頃からごまんとある。

身に覚えがあるんですね。だからそういうシーンはかなりしんどい。

しんどいんだけど、それ以上に面白いが上回る。

空気感や音楽のほのぼの感やら、主人公カップルの微笑ましさ、差別をしっかり書きつつもそれを主題にしているわけでなく、なんだか見終わった後とてもしあわせな気分になるところとか。

何より料理が美味しそうですよね。自分が料理作るときも、主人公みたいに「さて、今日は〇〇を作るか」みたいな心の声が頭に流れるようになった(笑)

いやもうこれは傑作だと思いますよ。たぶん最後まで見たあとまた最初から見ると思う。

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