小さい頃から、親とかに何回も言われてきた。
政治・宗教・野球の話はしてはいけないよ、と。
刷り込みのように言われていたので、私はそれらの話はしない。
作家の中村文則さんは、初期は生きづらさのようなものを描いていたように思うが、最近は政治的な内容のエッセイや小説を書かれているように思う。すごく勇気のいることだと思う。
私も宗教はよく作品のテーマにするけど、自分の主張のようなものは入れないし、そもそも見てくれる人が当たり前ながら中村さんより圧倒的に少ないのもあって、安心感で書けていると思う。
ツイッターを見ていても、老若男女問わず普通に政治の話をしている。
世の中が変わったのかな、と強く思う。私ももちろん政治に関心はあるが、なんにしろ主張してしまうと何か取り返しのつかないことをしてしまうのではないかと、刷り込みが邪魔をする。
でも、声をあげない=政治に無関心みたいな風潮になってきていることは肌で感じる。
もっと自分に確固たる政治観ができたのならば、私も控えめながらツイッターで呟いたりするようになるのかもしれない。あ、野球の話は相変わらずやめといたほうがいいと思ってます(笑)