昨日の記事で大阪への一人旅のことを書いたので思い出した。
私は一時期大阪にハマっており、連休とかあると職場の人から「また大阪行くんでしょう?」と言われるくらい行っていた。
で、主な交通手段は夜行バスだった。早朝について、心斎橋の銭湯でサッパリするあの快感!
でも、もう体力的に夜行バスは無理だなぁ。初めて新幹線で大阪に行った時「こんなに楽して大阪に行けるなんて!」ってなんかちょっと悪いことしてるような気分になったもんな。
まあ、ともかく夜行バスですよ。よせばいいのに、足元に荷物を置いて眠っていたわけです。夜行バスのヘビーユーザーなので完全に油断していたんですね。
この時は、正確にいうと一人旅ではなくて、大阪で先に京都を観光していた千葉の友達と合流することになっていた。
で、バス降りる直前に一応……と荷物見て気づいたのです。財布がない。
慌てたけど、とりあえず運転手さんに財布の特徴を告げて降りました。
で、友人を呼び出す。朝5時台だったけど、財布がないと行ったらすっ飛んできてくれました。感謝。
一緒に交番に行って届けを出す。大阪には三日間滞在だったので、その間のお金はその友人に借りた。支払いの時にコンビニのビニール袋からお金を取り出すのはなかなか恥ずかしかった。
それでまあ、千葉に戻ってきて、1ヶ月くらい経った頃かな。
知らない土地の警察署から手紙が。
なんと、財布が見つかった。普通に諦めていたのに。着払いでうちに届けてもらった。
中身の現金はすっからかんだったが(幸いなことに、この頃はまだクレジットカードを持っていなかった)免許証などカード類は無事。
それでね、どこで見つかったかというと。
高速道路のパーキングエリアだと。
なんという計画的犯行。私が眠っている間にバッグから財布を抜き、トイレ休憩で立ち寄ったパーキングエリアで中身を抜いて、そのままポイしたというわけだ。
悪い奴もいるもんだ。これ以来、夜行バスでは荷物を抱え込んで眠るようになった。皆様もお気をつけください。