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【読書感想文】乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を読んで

実写化無理でしょ!?と思っていたら、あーなるほどねって感じでうまいことやっていましたね。一緒に見ていた母が綺麗に騙されていました。

以下ネタバレ。

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一番最初に、本作は重要な秘密があるから人には言わないでねっていう文字が出てきて、ここでまず匂わせる。

親切だったのが、左下に日付がでるところですね。最後の最後に種明かしでこういう流れだったんですよーと見せてくれたのもスッキリする感じで。

ただ、それだと推理ができないので、推理したい人には原作が向いてるでしょうね。

Aの鈴木から Bの鈴木に変わるところは、A鈴木がマユからのプレゼントのスニーカーで走ってて、その足から全身が写されていき、 B鈴木になってあぁー痩せてイケメンになったのねという演出。

あと、ラスト。原作では石丸さんに「辰也」って呼ばれてA鈴木じゃないことが明かされますが、映画では B鈴木がクリスマス、マユの待つホテルに行きます。

で、マユに駆け寄ったところでA鈴木と衝突し、はい、別人でした〜というオチに。

これなんていうか、A鈴木が可哀想だなぁと思った。これこのままマユと付き合うの無理でしょ。まあマユは悪女だからダブル鈴木にとってはかえっていいのかもしれないけどね。

途中ダレそうになったけど、面白かった。原作に忠実だったと思います。

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