小説の教室に行ってきた。他の生徒さんの作品に率直な意見を申し上げた。
しかし、それは「厳しい意見」だったらしい。先生がニヤニヤしながらご本人に「くにさんの厳しい意見に反論は?」と。
そんなつもりはなかった。発言したとき教室が笑いに包まれた。昔もあったな、こんなこと、と思う。
正社員で働いていたときだ。数ヶ月でやめたが、会議で発言を求められて正直に話すと笑いが。
パワハラに耐えきれずやめるとき「くにさんの発言は、みんなヒェッてなるんだよ」と。ヒエってなってつい笑いが出てしまうらしい。
ああ、正直に言っちゃダメなんだなぁと思った。嫌われるんだなぁと。
しかし、今日の先生は「よくぞ言ったね」という雰囲気で、私の意見から話を展開してくれた。
何もかも、言い方かな。ちょっと反省しつつ、このままでもいいのかもしれないとも思う。いや、やっぱオブラートに包もう。私は会話の相手から忌憚なきご意見がほしいが、みんながそうとは限らない。