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ざっくりあらすじ

殺人犯ハンバート・ハンバートの回想記。

彼は少年時代の恋の影響か、幼い少女ばかりに恋をしてしまう。

「ニンフェット」と称される小悪魔的魅力の少女がハンバートのドストライク。

下宿先でそんな「ニンフェット」を体現している少女ドロレス(愛称はロリータ)に恋をしたハンバートは、ドロレスの母が自分に恋していることをいいことに、まんまとドロレスの父親になる。

ドロレスを想うがあまり、ハンバートは妻を殺害することまで考えるものの……。

感想

私は海外文学があまり得意な方ではありません……と思っていた。

カフカの『城』は高校時代に挫折しているし、『悪童日記』は自分の中でどう捉えたもんかな……と悩んだし(今再読すると何か得られるかも)ガルシア・マルケスの『百年の孤独』は読了したものの、もう読書は当分いいです……となってしまった。

なので、人から勧められなかったらこの『ロリータ』は読むことがなかっただろうなと思う。

ロリータ・コンプレックスの語源ともなっているこの作品は、裏表紙にあるとおり、ロードムービーでありミステリでもある。

古典と身構えてたけど、普通に話がめちゃ面白くて、引き込まれて一気に読んだ。

ハンバートの欲望が叶えられそうになるとそれがするりとすり抜け、でも結局得られる、みたいな物語のさじ加減的なものが絶妙!

ひとつだけ後悔しているのは、名前に関してですね。

登場人物の名前を、主要人物しかきちんと把握しないまま読み進めてしまいました。

だって、ドロレスだけでも、ドロレス・ドリー・ロー・ロリータと色々な愛称で登場してくるので、自然と他は流してしまってた。

しかし、私は裏表紙読んでなかったので、ミステリ展開になると気づかなかった。なので犯人の推理ができないどころか「こいつ誰だったっけ?」となってしまった(笑)あとあと思い出したのですが。

あと、読了したあとに序文を読み返すと、衝撃の事実が書かれていることに気づいたので、一周したらぜひ序文に戻ってください。

私の海外文学アレルギー解消してくれた、この『ロリータ』。勧めてくれた方に感謝!

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