合評形式の小説教室に通い始めて一年くらい経つんですけど、先生の方針?が少し掴めてきたところ。
先生は「作った感じが出ちゃってる」小説がめちゃくちゃ嫌い。そうでないらしい作品には、細かにフィードバックを与えてくださるんだけど「作った感がある小説」はまず完全に拒絶。
人格攻撃とまではいかないのだけど「あなたがそもそも小説を書きたい理由を探ってください」で終了します。講評はなし。これ言われて二度と来なかった人もいますね。
はて「作った感じが出ちゃってる小説」の基準とはなんなのか。
先生がそう言って切り捨てる作品も、私からしたら面白いな、うまいな、と思うものもある。教室のみんなが褒めたものもある。
ようは頭で考えないで魂で書けということなんだろうけど、そこの判断基準がめちゃくちゃ気になる。長いこと編集者をやっていると一目でわかる勘のようなものなのか?
魂で書くにしろ、多少は頭を使って組み立てなきゃいけないわけで。構成が甘いとそれも指摘されるし。うーん。
もうしばらくこの教室にいよう、そしたら何か手がかりが掴めるかも。魂で書くということを体得しろということなのだろうか。うーん。